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扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍

扁桃周囲炎と扁桃周囲膿瘍は、扁桃炎が進行して起こる高度の炎症性疾患です。扁桃周囲炎は、感染が扁桃周囲組織に広がった状態で、さらに進行すると膿が溜まり扁桃周囲膿瘍となり、主に20-30代の成人に多く見られます。症状は、発熱、激しい喉の痛み、耳への放散痛、リンパ節の腫れ、嚥下困難などで、重症化すると開口障害、呼吸困難、頸部膿瘍など深刻な状態を引き起こすこともあります。診断は、のどの視診、内視鏡検査、血液検査や、必要に応じてCT検査を行うこともあります。治療は抗生物質の投与が基本ですが、炎症が強い場合はステロイド投与を行うこともあり、穿刺や切開による排膿を大きな病院で行い、入院が必要なことがあります。

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