鼻中隔弯曲症は、鼻の中央を左右に分ける鼻中隔が曲がることで起こり、人間の顔の構造と成長過程により発生します。日本人の約9割に軽度の弯曲があるとされていますが、強い弯曲は鼻づまり、いびき、睡眠障害、鼻出血などの症状を引き起こすことがあります。治療法としては、点鼻薬や抗アレルギー薬などの内服薬を使用する保存的治療と、成人に推奨される鼻中隔矯正術による手術治療があります。